その5 高基礎のメリット・デメリット

 建築基準法では、木造住宅の基礎の高さは、地盤から300mm以上と規定されています。一般的には400mm前後ですが、最近のトレンドとして基礎の高さを低く抑える傾向もあります。

 理由はコストダウンです。

 アーキプラスでは、基礎の地盤面からの高さは650mm以上を標準としています。

 基礎を高くするメリットはたくさんありますので、以下で説明します。

メリット① 建物を湿気から守ります。湿気を遮断することで、木造住宅の耐久性が大きく向上します。また、湿気を好む菌や虫たちを寄せ付けません。カビ、ダニの発生を防ぎ、白蟻予防にも効果大です。

メリット② 防犯性能が上がります。窓の高さが上がることで悪意のある侵入者が入りにくくなります。また、プライバシー確保にも効果があります。

メリット③ メンテナンス性が向上します。床下空間が600mm程度あるので、保守・点検が容易にできます。

メリット④ 基礎の耐震性能が上がります。基礎を耐震等級3にすると必然的に基礎の高さが大きくなります。

メリット⑤ 水害対策。 ・・・・・などなど

以上のように基礎を高くするメリットはたくさんありますが、デメリットとしては

デメリット① 高くなるのでアクセス対策として、玄関ポーチの階段が、1、2段増える。あるいはスロープが長くなるなど。

デメリット② デザイン的な配慮が必要になる。

デメリット③ コストが上がる。

 高基礎にはたくさんのメリットがありますが、それを阻むコストの壁をどうやって克服するか?・・・・・続く

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