木造住宅の基礎の種類は、ベタ基礎と布基礎の2種類と言って差し支えないと思います。そのほとんどがベタ基礎で残りが布基礎です。
ベタ基礎と布基礎の長所・短所についてはネットで検索すればたくさん出ていますので調べてみてください。
アーキプラスでは、以前はベタ基礎で施工していましたが、コンクリートの高騰により布基礎を採用している経緯があります。
ベタ基礎は布基礎と比べると(基礎の耐震等級を同じにして構造計算をした場合)、コンクリートと鉄筋の使用量が2倍以上になります。それがベタ基礎のコスト上昇の最も大きい要因です。
にもかかわらず、なぜベタ基礎が多いのか、理由は以下になります。
① 施工性が良いので布基礎に比べて人件費が大幅に少なくて済む。
② それに付随して工期が短くなる。
③ 3、4年前まではコンクリート材料費が安価であったため、材料費
と人件費を相殺できた。
以上が理由として考えられます。
しかし、この3、4年でコンクリート材料費が250%以上値上がりしてしまったため、その対策としてベタ基礎を採用しつつ基礎の高さを抑える傾向が見られます。
では、なぜ布基礎に戻らないのでしょう・・・布基礎を施工する基礎屋さんが少ないことと工期が長くなる(3週間程度)からです。
布基礎を採用することで、耐震等級3の高基礎(地面からの高さ650mm)を通常の耐震等級1のベタ基礎と同じ費用で施工することが可能になります。床下の防湿コンクリート(厚さ100mm以上)の施工を含んでです。
昔から日本の歴史的建築物は高床とすることで、湿気から建物を守り何百年もの耐久性を実現しています。近年頻発する水害を考えると、高基礎の重要性が際立ちます。・・・・・続く
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